Stitchmate vs KG-Chart
KG-ChartはWindows用の図案作成ソフトで、持っている方は引き続き使えます(2026年4月にバージョン1.42.8が公開)。ただし開発元は新しいライセンスの販売を終え、購入希望者にはStitchSketchExを案内しています。これから選ぶなら、Stitchmateは同じ図案作成ツールに加えて写真変換、60+メーカーの糸、レイヤーを備えたブラウザーのエディターで、OSを問わず使え、Pattern Keeper対応のPDFを作れます。


ひと言でいうと
すでにKG-Chartを持っているなら、乗り換える必要はありません。持っていないなら、もう開発元からは買えません。要点をまとめました。
KG-Chartを使い続けるのが向いているのは…
- KG-Chart Proのキーをすでに持っていて、何年分ものKG-Chartのファイルを変換したくない
- Windowsで作業していて、アカウント不要の小さなオフラインのデスクトップソフトが好み
- 手描きで図案を作り、Stitchmateにないハーダンガーのステッチを使う
- 一回払いのProキーで今後のアップデートがすべて使え、保守のリリースも続いている点が気に入っている
- 同じ開発元のソフトを使い続けたい。後継のStitchSketchExなら、Mac、Windows、iOS、AndroidでKG-Chartのファイルを開けます
Stitchmateが向いているのは…
- Mac、Chromebook、iPad、Linuxを使っている、または複数の端末を行き来する
- 写真を変換し、その結果に単独の目の整理とFLOW Scoreを使いたい
- Madeira、Sullivans、手染め糸など60+メーカーのどれかで刺し、図案をメーカー間で置き換えたい
- Pattern Keeperで図案を見ながら刺す、またはPDFを販売していて、仕上がりのよい独自ブランドのエクスポートが必要
- これから図案作成ツールを選ぶところで、今日から無料で使え、レイヤーとテキストツールもあるものがほしい
対応環境と使い方
KG-ChartはWindows用のソフトです。MacとモバイルについてIkuta Softwareが用意したのは、KG-Chartの移植版ではなく別の製品のStitchSketchExです。Stitchmateはブラウザーが動く環境ならどこでも使えます。
| 機能 | Stitchmate | KG-Chart |
|---|---|---|
| 対応環境 | どのブラウザーでも(Windows、Mac、Linux、Chrome OS、iPad) | Windowsのみ(現在のダウンロードページではWindows 11) |
| ダウンロード | 不要 | 必要 |
| Mac / スマートフォン / タブレット | ✓ | —(別製品のStitchSketchEx) |
| オフラインでの利用 | デスクトップアプリ(Mac、Windows。買い切りのパスに付属)。ブラウザー版は接続が必要 | ✓ |
| 無料プラン | ✓(エディターの全機能、PNGエクスポート、2000×2000まで) | Pro版の14日間体験版をダウンロード可能。新しいライセンスは販売終了 |
| 図案の最大サイズ | 2000×2000 | 2000×2000(Pro) |
| 現在のバージョン | 継続的に更新中(2026年) | 1.42.8(2026年4月) |
| 開発の歴史 | 新しいソフト | 2000年から。開発元は現在レガシー製品と位置づけ |
写真の変換
KG-Chartは写真を図案に変換できます。指定した図案サイズに画像をリサンプリングし、DMCまたはDanish Flower Threadのパレットに2〜128色で合わせます。ただし手描きの図案づくりのために作られたソフトなので、インポートの前後に整理ツールはありません。Stitchmateの写真変換は主力の機能で、品質を高めるツールがそろっています。
| 機能 | Stitchmate | KG-Chart |
|---|---|---|
| 画像のインポート | ✓(PNG、JPEG、WebP、HEIC) | ✓(JPG、PNG、BMP、GIF、ICO、TIFF、TGA、PCX、JP2) |
| 減色 | 目標に合わせたk-means法で、選んだ糸のメーカーに照合 | パレットに照合、2〜128色(2のべき乗) |
| 調整中のライブプレビュー | ✓ | 記載なし |
| ドット絵モード | ✓(1ピクセル=1目) | 記載なし(インポート時に指定した図案サイズへリサンプリング) |
| カラースタイル | ✓(白黒、セピア、2色調、3色調、カスタムパレット) | 記載なし |
| 単独の目の整理(英語) | ✓(自動、強さを調整可能、図案全体またはブラシで部分的に) | 記載なし |
| FLOW Score(英語) | ✓(刺しやすさを0〜100で評価) | — |
糸の対応
KG-Chart ProにはDMC、Anchor、Cosmo、Olympusのパレットがあり、マニュアルにはDanish Flower Threadも載っています。開発元はこれらを自分で調整した色で、「intended to be used as a guide」(目安として使うためのもの)だと説明しています。Stitchmateの60+メーカーの色の値は、検証済みのコミュニティの対応表とスキャンした色見本から取り、メーカーごとに記録しています。図案全体を1クリックで別のメーカーに置き換えることもできます。
| 機能 | Stitchmate | KG-Chart |
|---|---|---|
| 糸のメーカー | 50以上(DMC、Anchor、Cosmo、Madeiraなど) | DMC、Anchor、Cosmo、Olympus(Pro)。マニュアルによるとDanish Flower Threadも |
| 手染め糸 | ✓(Weeks Dye Works、Gentle Artなど) | 記載なし |
| 糸の変換 | ✓(60+メーカーすべてに1クリックで置き換え) | 記載なし |
| 知覚に基づく色の照合 | ✓(CIEDE2000) | 記載なし |
| 糸のブレンド | ✓(複数本のブレンド、記号表にも表示) | 記載なし |
| 必要なかせ数の目安 | ✓(PDFに糸の長さと購入用のページ) | 色ごとの目数(かせ数の目安なし) |
編集ツール
ここはKG-Chartの得意分野です。記号を使って手でステッチを描いていく作業で、どちらのツールもこれに対応しています。Stitchmateはさらに、図案が大きくなるにつれて一から描くデザイナーが必要とするレイヤー、選択、テキストのツールを備えています。
| 機能 | Stitchmate | KG-Chart |
|---|---|---|
| 描画ツール | ✓(ブラシ、塗りつぶし、直線、図形、グラデーション) | ✓(鉛筆、ブラシ、塗りつぶし、直線、長方形、楕円。記号で描画) |
| 選択ツール | 長方形、なげなわ、自動選択、変形 | 長方形選択(移動/コピー、切り取り/コピー/貼り付け) |
| レイヤー | ✓(すべてのプラン) | 記載なし |
| テキストツール | ✓(クロスステッチ用フォント) | 記載なし |
| 対称モード | ✓ | 記載なし |
| 参照画像の下絵 | ✓ | 記載なし |
| ほかのソフトのファイルを開く | ✓(.PAT、.OXS、.XSD、.aseprite) | —(画像のみ) |
| クラウド保存 / 端末間の同期 | ✓(自動保存、ログイン時に同期) | ローカルファイル(クラウド同期の記載なし) |
ステッチの種類
ステッチの種類はKG-Chartの強みです。マニュアルには、フル、スリークォーター、ハーフ、クォーター、プチの各ステッチ、バックステッチ、フレンチノット、フォーサイドステッチに加え、Stitchmateにないハーダンガーのステッチ(クロスターブロック、アルジェリアンアイレット、ダブズアイ、ウーブンバー、ピコット、カットライン、ボタンホールの縁)が載っています。
| 機能 | Stitchmate | KG-Chart |
|---|---|---|
| クロスステッチ(フル) | ✓ | ✓ |
| ハーフステッチ | ✓ | ✓ |
| クォーターステッチとスリークォーターステッチ | ✓ | ✓ |
| プチステッチ | ✓ | ✓ |
| バックステッチ | ✓(角度自由、線ごとに本数を指定) | ✓ |
| フレンチノット | ✓ | ✓ |
| ハーダンガーのステッチ | — | ✓(クロスターブロック、アイレット、ウーブンバーなど) |
エクスポートの選択肢
KG-Chartは自動でページ分割した図案を色の表とともに印刷し、プレビューでき、画像としてエクスポートもできます。Stitchmateのエクスポートは、Pattern Keeperで読み込める、細かく設定できる複数ページのPDFが中心で、SVG、PNG、編集可能な.OXSファイルも書き出せます。
| 機能 | Stitchmate | KG-Chart |
|---|---|---|
| PDFエクスポート | ✓(複数ページ、有料オプション) | 印刷 / 印刷プレビュー(WindowsのPDFプリンター経由でPDF) |
| Pattern Keeper対応 | ✓(すべての有料オプション) | 記載なし |
| PNG / 画像のエクスポート | ✓(無料) | ✓(PNG、JPG、BMP、TIFF、TGA、PCX) |
| SVGエクスポート | ✓(有料オプション) | — |
| 刺し上がりのリアルなプレビュー | ✓ | ✓(「real view」) |
| 編集可能な図案ファイル(.OXS) | ✓ | —(独自形式のみ) |
| 必要なかせ数の目安 | ✓(色ごとのかせ数の目安) | 色ごとの目数(かせ数の目安なし) |
| PDFの独自ブランディング | ✓(ロゴ、QRコード、SNS。Plus PassならStitchmateのロゴなし) | 印刷物に作者名、「Printed by KG-Chart」のフッターなし(Pro) |
料金
KG-Chart Proの売り方は、ソフトウェアとしてこれ以上ないほどシンプルでした。一回払いで$35、今後のアップデートはすべて込み、返金なし。現在、購入ページには「Right now, KG-Chart Pro sales is not available. Please try StitchSketchEx.」(現在KG-Chart Proは販売していません。StitchSketchExをお試しください)とあるため、KG-Chartの列は開発元から買えるものではなく、すでに持っている方の条件を示しています(確認した時点ではAmazonの古いダウンロード販売ページがまだ残っていました)。Stitchmateも一回払いで、自動更新のサブスクリプションはありません。エクスポートする量に合わせて、$7.99の1図案から買い切りのパスまで選べます。KG-Chartの条件は2026年9月時点のKG-Chartのサイト(英語)によるものです。価格は米ドル(USD)です。
| オプション | Stitchmate | KG-Chart |
|---|---|---|
| 無料プラン | ✓(2000×2000までエディターの全機能、PNGエクスポート、PDFプレビュー) | Pro版の14日間体験版をダウンロード可能 |
| 1図案 | $7.99(PDFを永久にダウンロード可能、編集後も可) | — |
| まとめ買いパック | 5図案$12、10図案$20(1図案$2、有効期限なし) | — |
| 30日間 | Personal $14.99 / Plus $24.99(一回払い、更新なし) | — |
| 買い切り | Personal $99 / Plus $149(商用ライセンス) | 一回払い$35(Pro)、開発元での販売は終了 |
| 新規購入 | ✓ | —(開発元は購入希望者にStitchSketchExを案内) |
| 商用利用 | Plus Pass(30日間または買い切り) | 可能(Pro版の購入条件) |
| 今後のアップデート | 無料プランを含むすべてのオプションに含まれる | 登録キーに含まれる |
| インストール | どの端末でも、ログインすれば続きから | 何台のPCでも可、登録ユーザー本人のみ |
実際に使ってみると
機能の比較表は2000年生まれのソフトに厳しくなりがちなので、KG-Chartのよいところをはっきり書いておきます。
KG-Chartは小さく、速く、動きが予測しやすいソフトです。すぐに起動し、アカウントの作成を求めたことは一度もなく、10年前に払った$35で今のバージョンも使えます。写真ではなくスケッチをもとに、1目ずつ意図して置いていく手描きのデザイナーにとっては、この割り切りこそが魅力です。ステッチの種類も、ハーダンガーという一点ではStitchmateより充実しています。保守のリリースは今も続いていますが(2026年4月に1.42.8が公開)、開発元は現在レガシー製品と呼び、新しいライセンスの販売を終え、StitchSketchExに軸足を移しています。後継のStitchSketchExはWindows 11、macOS 13.5以降、iOS、Androidで動き、KG-Chartのファイルを読み込め、DMC、Anchor、Cosmo、Olympusなどのパレットを備え、500×500までの図案を扱えます。すでにKG-Chartを持っているなら、「レガシー」は「壊れている」という意味ではありません。ひとつのことをきちんとこなすツールに満足している方はたくさんいます。
Stitchmateは同じ手描きの作業(ブラシ、塗りつぶし、直線、図形、記号、バックステッチ)をカバーしたうえで、KG-Chartが進まなかった3つの方向に広げています。1つ目は対応環境です。Mac、Chromebook、iPad、WindowsのPCのブラウザーで動き、ある端末で始めた図案を別の端末で続けられます。2つ目は写真変換を、簡単なインポートではなく本格的な機能にしたことです。ライブプレビュー、単独の目の整理(英語)、そして図案の刺しやすさを予測するFLOW Score(英語)があります。FLOW ScoreはFragmentation、Locality、Optimization、Workabilityをもとにした0〜100の評価です。3つ目は糸です。少数の内蔵パレットではなく60+メーカーのカタログがあり、お客様からAnchor版を頼まれたら1クリックで置き換えられます。
問題になるのはファイルです。StitchmateはKG-Chart独自の形式を開けず、KG-Chartは.OXSや.PATを書き出せません。乗り換えるデザイナーにとって現実的な方法は、各図案をKG-ChartからRaw Image PNGとしてエクスポートし(1目が2×2ピクセルのブロックとして書き出されます)、ニアレストネイバー法で50%に縮小して、1ピクセルを1目に対応させるStitchmateのドット絵モード(英語)で開くことです。クロスステッチは色ごとそのまま移りますが、バックステッチはこのエクスポートに含まれず、分数ステッチは縮小で失われるため、どちらも描き直す必要があります。過去の図案がたくさんある場合、これは実際の負担なので、正直に比べて判断してください。ファイルを編集できる状態で残すことを最優先するなら、StitchSketchExで直接開けます。
差がいちばん大きいのはエクスポートです。KG-Chartは自動でページ分割した図案を、色の表、目数、コメントとともに印刷し、プレビューできます。StitchmateのPDFエクスポートは奥が深く、用紙サイズ、ページごとの範囲と重なり、グリッドの色と線の太さ、表紙、目数や仕上がりサイズが自動で入るカスタムの説明ページ、必要なかせ数の目安、自分のロゴやQRコードまで設定できます。PDFはすべての有料オプションでPattern Keeperに対応しており、1回のダウンロードでカラー図案、白黒図案、Pattern Keeper用の版をまとめて受け取れます。図案を販売するなら、この比較でいちばん大事なのはここです。
糸の色:Stitchmateの色の値は、手に入るものは公式の色見本をスキャンして、それ以外は検証済みのコミュニティの対応表から取り、推測ではなくメーカーごとに記録しています。KG-Chartのパレットは開発元が自分で調整した色で、本人は「intended to be used as a guide」(目安として使うためのもの)と説明しています。小さな差でも、40色のパレットでは積み重なります。
図案を販売する方へ:KG-Chart Proの購入条件では作品の商用利用が認められているので、すでに持っている方はKG-Chartで作った図案を引き続き販売できます。StitchmateのPlus Pass(30日間$24.99、または買い切り$149)には、商用ライセンス、PDFの独自ブランディング、Stitchmateのロゴなしのエクスポート、必要なかせ数の目安が含まれます。詳しくはStitchmateの販売者向け機能をご覧ください。
Macを使う方へ:KG-Chartは選択肢になりません。Ikuta Software自身の答えは、別製品のStitchSketchExです。StitchmateはmacOSのSafari、Chrome、Firefoxでインストールなしに動き、同じアカウントでiPadでも続きから作業できます。
KG-Chartの代わりを探している方へ:これから図案作成ツールを選ぶところでKG-Chartが買えないなら、Stitchmateはどの環境でも手描きの図案づくりができ、写真変換と今のタブレットに合わせたPDFエクスポートも備えています。無料のエディターは費用をかけずに試せます。すでにKG-Chartを持っているなら、手元のソフトと並べて試してみてください。
いちばんの比較方法は、両方試すこと
新しいライセンスは販売されていませんが、KG-ChartのPro版の14日間体験版は今もダウンロードできます。StitchmateはPNGエクスポートまで無料で始められます。同じモチーフをそれぞれで描いて、どちらの作業の流れが合うか確かめてください。
スマートフォン、タブレット、パソコン、どの端末でも使えます。デスクトップソフトは不要です。
すべての比較 · すべての機能 · 12本のソフトを比較(英語) · 写真から図案に変換 · ドット絵をクロスステッチに(英語) · DMC色見本 · PCStitchとの比較 · WinStitchとの比較 · Muselyとの比較
比較対象の1つであるStitchmateが公開しています。 最終更新日: 2026年9月18日。他社の情報は、各社の公式サイトで確認しています。
継続的に開発中 — 過去1年間に82回アップデート、直近は. 新着情報を見る →
よくある質問
KG-Chart for Cross Stitchとは?
KG-Chart for Cross Stitchは、Keiji Ikuta(Ikuta Software。現在サイトのフッターにはMozusystems, LLCと表示)によるWindows用のデスクトップの図案作成ソフトです。最新版は2026年4月27日公開の1.42.8で、現在のダウンロードページにはWindows 11と記載されています。分数ステッチ、バックステッチ、フレンチノット、ハーダンガーのステッチを含め、記号でステッチを描けます。Pro版にはDMC、Anchor、Cosmo、Olympusのパレットがあり、印刷、印刷プレビュー、図案の「real view」表示、画像のインポートとエクスポートに対応しています。開発元は現在、KG-Chart Proをレガシー製品と呼び、新しいライセンスを販売していません。
KG-Chartの価格は? 今でも買えますか?
KG-Chart Proは一回払い35米ドルのライセンスとして販売されていました。今後のアップデートもすべて含まれ、登録したユーザー本人なら何台のPCでも使え、返金はありませんでした。2026年9月時点で、開発元の購入ページには「Right now, KG-Chart Pro sales is not available. Please try StitchSketchEx.」(現在KG-Chart Proは販売していません。StitchSketchExをお試しください)と書かれています。確認した時点ではAmazonの古いダウンロード販売ページがまだ残っていたので、それが唯一残った購入方法かもしれません。無料のLE版はそれ以前に提供が終わっており、ダウンロードページではPro版の14日間の体験版を引き続き配布しています。
KG-ChartはMacで使えますか?
いいえ。KG-Chart for Cross StitchはWindows専用です。開発元はMacの利用者に、別のマルチプラットフォーム対応の後継ソフトStitchSketchExを案内しています。StitchSketchExはWindows 11、macOS 13.5以降、iOS 15.6以降、Android 8以降で動き、KG-Chartのファイルを読み込めます。Stitchmateはどのブラウザーでも動き(Windows、Mac、Linux、Chromebook、iPad)、インストールは不要です。
KG-ChartのファイルをStitchmateで開けますか?
直接は開けません。Stitchmateは.PAT(PCStitch)、.OXS(WinStitch/MacStitch)、.XSD(Pattern Maker)、.asepriteのファイルをインポートできますが、KG-Chart独自の形式には対応していません。実用的な方法は、KG-Chartから図案をRaw Image PNGとしてエクスポートすることです。KG-Chartは1目を2×2ピクセルのブロックとして書き出す(クォーターステッチを収めるため)ので、画像をニアレストネイバー法で50%に縮小し、1ピクセルを1目に対応させるStitchmateのドット絵モードで開きます。クロスステッチは色ごとそのまま移りますが、バックステッチはこのエクスポートに含まれず、分数ステッチは縮小で失われるため、どちらも描き直しが必要です。ファイルを編集できる状態で残すことを最優先するなら、開発元自身のStitchSketchExがKG-Chartのファイルを直接読み込めます。
KG-Chartは今も更新されていますか?
保守のためのリリースは続いています。2026年4月27日にバージョン1.42.8が公開され、ダウンロードページにはWindows 11と記載されています。ただし開発元はKG-Chart Proを「a legacy product」(レガシー製品)と呼び、新しいライセンスの販売を終え、購入希望者にはStitchSketchExを案内しています。すでに持っている方は、手元のバージョンを使い続けられます。Stitchmateは新機能を定期的に追加しています。
KG-ChartはPattern Keeper対応のPDFをエクスポートできますか?
KG-Chartのサイトには印刷と印刷プレビューの説明がありますが、PDFエクスポートにもPattern Keeperへの対応にも触れていません。WindowsのPDFプリンターに印刷することはできますが、その結果をPattern Keeperが読み込めるかどうかは記載がありません。StitchmateのPDFエクスポートは、1図案$7.99からのすべての有料オプションでPattern Keeperに対応しています。価格は米ドル(USD)です。
糸のメーカーが多いのはStitchmateとKG-Chartのどちらですか?
Stitchmateです。KG-Chart ProにはDMC、Anchor、Cosmo、Olympusのパレットがあり、マニュアルにはDanish Flower Threadも載っています。開発元はこれらを自分で調整した色で「intended to be used as a guide」(目安として使うためのもの)だと説明しています。Stitchmateには60+メーカーの糸のカタログがあり(DMC、Anchor、Cosmo、Madeira、Sullivans、Kreinik、Weeks Dye WorksやGentle Artなどの手染め糸)、色は人の目の感じ方に基づいて(CIEDE2000)照合され、図案全体を1クリックで別のメーカーに置き換えられます。
一から図案を描くなら、StitchmateはKG-Chartの代わりになりますか?
はい、一から描く作業の大半なら代わりになります。KG-Chartの強みは昔から手描きの図案づくりで、分数ステッチ、フレンチノット、ハーダンガーのステッチを含め、記号でステッチを置いていけます。Stitchmateはブラウザーで同じ作業ができ、ブラシ、塗りつぶし、直線、図形、グラデーションのツール、長方形・なげなわ・自動選択、レイヤー、対称モード、クロスステッチ用フォントを使えるテキストツール、角度自由のバックステッチとフレンチノットを備えています。ハーダンガーのステッチはありません。さらに、整理ツール付きの写真変換があります。KG-Chartの写真インポートはもっとシンプルです(2〜128色、整理機能なし)。