Stitchmate vs Pic2Pat

Pic2Patは、もっとも古くからある無料の写真変換ツールのひとつです。写真を選び、プレビューを見ながら調整し、パレット、カウント、サイズを選んでPDFをダウンロードします。アカウントも費用も不要です。Stitchmateは変換を最初の一歩として扱います。 リアルタイムのプレビュー、単独の目の整理、本格的なエディター で、60+メーカーの糸とバックステッチを使え、最後に買い切りの価格で Pattern Keeper対応のPDF を出力できます。Pic2Patの図案で満足できるなら、無料に勝るものはありません。

クロスステッチ用ソフトの比較マップ。使いやすさとプロ向け機能の2軸で、Stitchmate、PCStitch、WinStitch、Stitch Fiddle、FlossCrossなどを配置しています。
クロスステッチ用ソフトの比較マップ。使いやすさとプロ向け機能の2軸で、Stitchmate、PCStitch、WinStitch、Stitch Fiddle、FlossCrossなどを配置しています。
Stitchmate
他のソフト
今後の予定

ひと言でいうと

詳しく読む時間がない方のために、要点をまとめました。

Pic2Patが向いているのは…

  • 写真からPDFの図案を、1分ほどで、無料で、アカウントなしで作りたい
  • 生成された図案のままで満足で、編集するつもりはない
  • 生成結果ごとに糸、かせ数、費用の目安を確認して、糸をまとめて注文したい
  • DMC、Anchor、Madeira、Venus、Cosmo、Sullivansの糸を使う
  • サイトを自分の言語で使いたい(20言語に対応)

Stitchmateが向いているのは…

  • 図案を直したい。単独の目を取り除く、一部を塗り直す、ある色を全体で変える
  • 写真の変換ツールでは加えられない、バックステッチ、フレンチノット、ハーフステッチやクォーターステッチが必要
  • 色とサイズを調整しながらプレビューを見て、決める前にFLOW Scoreを確かめたい
  • 手染め糸や特殊な糸を使う、または60+メーカーの間で図案の糸を置き換えたい
  • ニードルポイント、ダイヤモンドアート、C2C編み、アイロンビーズも作る

対応環境と利用方法

どちらもブラウザーで動き、インストールは不要で、変換にアカウントも要りません。大きな違いは価格と、手元に残るものです。Pic2Patは無料でPDFが手に入り、Stitchmateでは開き直して変更できる図案が手に入ります。

機能StitchmatePic2Pat
対応環境あらゆるブラウザー(Windows、Mac、Linux、Chrome OS、iPad)あらゆるブラウザー
アカウント— 不要— 不要
印刷用図案の費用1図案$7.99(パックやパスならさらに割安)無料(広告と刺繍糸のショップで運営)
対応する手芸クロスステッチ、ニードルポイント、ダイヤモンドアート、C2C編み、アイロンビーズクロスステッチ(ダイヤモンドアート用のパレットモードとMinisteckもあり)
図案の最大サイズ2000×2000目26種類のプリセットサイズ、長辺2〜52インチ
サイトの言語15言語20言語
図案の保存と再編集✓(図案ライブラリー、ログイン時は同期)—(手元に残るのはPDF)
既存の図案ファイルを開く✓(.PAT、.OXS、.XSD)—
進行状況の記録✓(どの図案でも無料)—(PDFをPattern Keeperで使う)

写真の変換

Pic2Patは色数の異なる生成結果を何種類か作り、その中から1つを選ばせます。Stitchmateでは変換を直接操作でき、結果をリアルタイムで確認し、そのあと整えられます。

機能StitchmatePic2Pat
写真を処理する場所お使いの端末内、写真はアップロードされませんお使いの端末内、写真はアップロードされません
リアルタイムの調整色、サイズ、細かさ、プレビューつき色の流れ、コントラスト、明るさ、ホワイトバランス、彩度、プレビューつき
色の選び方色数を自分で設定(256色まで)、プレビューつき生成結果から選ぶ(約2〜150色)
切り抜きと背景の除去✓—
カラースタイル✓(白黒、セピア、2色調、3色調、カスタムパレット)グレースケール、セピア、ダイヤモンドアート用パレット
単独の目の整理(英語)✓(自動、強さを調整可能、図案全体またはブラシで範囲を指定)—
FLOW Score(英語)✓(刺しやすさを0〜100で評価)—
ドット絵モード✓(1ピクセル=1目)記載なし
かせ数と費用✓(PDFに必要なかせ数の目安)✓(生成結果ごとのかせ数と費用の目安)

対応する糸

Pic2Patは主要な刺繍糸のメーカーに対応しており、変換の前にどれか1つを選びます。Stitchmateは60+メーカーに対応し、完成した図案を別のメーカーの糸に切り替えられます。

機能StitchmatePic2Pat
糸のメーカー50以上(DMC、Anchor、Cosmo、Madeira、Sullivansなど)7(DMC、Anchor、Madeira、Venus、Cosmo、Sullivans、Ministeck)
手染め糸✓(Weeks Dye Works、Classic Colorworks、The Gentle Artなど)—
変換後のメーカー変更✓(60+メーカーすべての間で1クリックで置き換え)—(別のメーカーで変換し直す)
糸のブレンド✓(複数の糸を引きそろえたブレンド、記号表にも表示)—
図案に必要な糸の購入—✓(自社ショップでDMCの刺繍糸を注文)

編集ツール

ここが本当の違いです。Pic2Patではダウンロードの前に画像全体を調整できますが、図案そのものは1目ずつ編集できないので、直すなら紙の上でペンを使うしかありません。Stitchmateは変換した図案を本格的なエディターで開きます。

機能StitchmatePic2Pat
1目ずつの編集✓—
描画ツール✓(ブラシ、塗りつぶし、直線、図形、グラデーション)—
選択ツール矩形、なげなわ、自動選択、変形—
レイヤー✓—
テキストツール✓(クロスステッチ用フォント、グリッド上で編集可能)—
元に戻す / やり直す、自動保存✓—

ステッチの種類

写真の変換ツールが作れるのは、通常のクロスステッチだけです。輪郭、細かな部分、フレンチノットの目など、図案を仕上がった印象にする細部は編集で生まれます。

機能StitchmatePic2Pat
クロスステッチ(フルステッチ)✓✓
ハーフステッチ✓—
クォーターステッチとスリークォーターステッチ✓—
プチステッチ✓—
バックステッチ✓(角度は自由)—
フレンチノット✓—

エクスポート

どちらもPattern Keeperで読めるPDFを出力します。Pic2PatはPattern Keeper自身が公開している対応良好なデザイナーの一覧に載っています。Stitchmateはさらに、編集できる形式と画像形式でも出力できます。

機能StitchmatePic2Pat
PDF図案✓(有料オプション)✓(無料、カラーまたは白黒)
Pattern Keeper対応✓(すべての有料オプション)✓
PNG / 画像エクスポート✓(無料)—
SVGエクスポート✓(有料オプション)—
編集できる図案ファイル(.OXS)✓—
PDFの独自ブランディング✓(ロゴ、QRコード、SNS。Plus PassではStitchmateのロゴなし)—(各ページにPic2Patのヘッダー)
商用ライセンス✓(Plus Pass)記載なし

料金

Pic2Patは無料です。変換もPDFのダウンロードも費用はかからず、サイトは広告と刺繍糸のショップで運営されています。Stitchmateは変換と編集が無料で、料金がかかるのは印刷用PDFだけ。支払いは更新のない1回払いです。Pic2Patの情報は2026年9月18日時点のpic2pat.comによるものです。価格は米ドル(USD)です。

オプションStitchmatePic2Pat
無料プラン✓(エディターの全機能、すべてのステッチの種類、PNGエクスポート、進行状況の記録)✓(PDFを含むすべて)
1図案$7.99(PDFをずっと出力可能、編集後も可)無料
パック5図案$12、10図案$20(1図案$2、有効期限なし)—
30日間のパスPersonal $14.99 / Plus $24.99(1回払い、自動更新なし)—
買い切りPersonal $99 / Plus $149—
商用ライセンスPlus Pass(期間を問わず)記載なし

実際に使ってみるとどう違うか

この2つのツールは、答えている問いが違います。Pic2Patは「この写真を図案にしたらどう見えるか」に、1分ほどで、無料で答えます。Stitchmateが答えるのは「この写真を、気持ちよく刺せる図案にするにはどうすればいいか」です。

Pic2Patは2010年ごろから同じ役割を果たしてきて、その範囲ではしっかり仕事をします。メーカー、布のカウント、サイズを選ぶと、色数、かせ数、糸の費用の目安とともに生成結果が並ぶので、選ぶ前に細かさと価格のバランスを確かめられます。PDFにはPattern Keeperで読める記号が使われ、糸を注文するボタンもあります。シンプルな画像や、写真の最初の確認には、これで十分なことも多いでしょう。

Stitchmateは、1回きりの変換ツールが終わるところから始まります。写真から図案への変換は端末内で動き、色、サイズ、細かさを変えるとプレビューが更新されます。続いて単独の目の整理(英語)が、写真を変換した図案を刺しにくくする散らばった1目ずつの目を取り除き、FLOW Score(英語)が、糸を1かせ買う前に、その図案の刺し心地を教えてくれます。

本当の違いは編集です。写真がそのままきれいに変換されることはめったにありません。目が5色の茶色のかたまりになったり、背景に余計な点が混じったり、14カウントで顔をはっきり見せるには輪郭が必要だったりします。Pic2Patではダウンロードの前に画像全体を調整できますが、PDFはそれで確定なので、こうした修正は印刷した紙の上でペンを使って行うことになります。Stitchmateならエディターで直し、バックステッチ(英語)や分数ステッチを加えて、整った図案をエクスポートできます。

価格では、Pic2Patの完勝です。図案が無料なのですから。Stitchmateは印刷用PDFがほしくなるまで無料で、その時点で1図案$7.99、10図案パックなら1図案$2です。問題は、その写真について、仕上げと編集にそれだけの価値があるかどうかです。ちょっと試すだけなら、ないかもしれません。80時間かけて刺す人物の図案なら、たいていはあります。価格は米ドル(USD)です。

両方を上手に使う方法:まずPic2Patに写真を通して、サイズと色数の感覚をつかみます。次に同じ写真をStitchmateで開き、単独の目の量を比べます。刺したいと思えるほうの図案を残してください。

Pic2Patの代わりを探している方へ:写真変換の手軽さは気に入っているけれど、結果を直せたらと思い続けているなら、Stitchmateは同じ最初の一歩と、その先のすべてに対応しています。

いちばんの比較方法は、両方試すこと

Pic2Patは無料で、Stitchmateも変換と編集は無料です。同じ写真をそれぞれで変換して、どちらの図案を刺したいか比べてみてください。

4.29/5639人のユーザーより“I love the PDFs it creates.” — Vermont Stitchy Co

スマートフォン、タブレット、パソコン、どの端末でも使えます。デスクトップ用ソフトは必要ありません。

すべての比較 · すべての機能 · 12本のソフトを比較(英語) · 写真から図案に変換 · クロスステッチに向いた写真(英語) · Xstitchifyとの比較 · FlossCrossとの比較 · Stitch Fiddleとの比較

比較対象の1つであるStitchmateが公開しています。 最終更新日: 2026年10月16日。他社の情報は、各社の公式サイトで確認しています。

継続的に開発中 — 過去1年間に82回アップデート、直近は. 新着情報を見る →

よくある質問

Pic2Patとは?

Pic2Pat(pic2pat.com)は、写真をクロスステッチの図案に変換するオランダの無料オンラインツールです。写真を選び(写真は端末の中にとどまります)、糸のメーカー、布のカウント、サイズを選び、プレビューを見ながら見た目を調整し(色の流れ、コントラスト、明るさ、ホワイトバランス、彩度)、色数の異なる複数の生成結果から1つを選んで、PDFをダウンロードします。2010年ごろから運営されていて、20言語で利用できます。

Pic2Patは本当に無料ですか?

はい。写真の変換もPDF図案のダウンロードも無料で、アカウントは不要、透かしも入りません。Pic2Patは広告と、図案に必要なDMCの刺繍糸、布、道具を販売するショップで運営されています。

StitchmateとPic2Patのいちばんの違いは?

変換のあとに何ができるかです。Pic2Patでは、プレビューを見ながら画像全体を調整できます(色の流れ、コントラスト、明るさ、ホワイトバランス、彩度)が、できあがる図案は完成したPDFです。1目ずつ直したり、単独の目を取り除いたり、バックステッチを加えたりはできません。Stitchmateも写真を端末内でプレビューを見ながら変換し、そのうえで単独の目を整理し、FLOW Scoreで結果を評価し、分数ステッチ、バックステッチ、フレンチノットを備えた本格的なエディターで開きます。

Pic2PatはPattern Keeperで使えますか?

はい。Pic2PatのPDFは記号をテキストとして保存しているため、Pattern Keeperの対応良好なデザイナーの一覧に載っています。StitchmateのPDFも、すべての有料オプションでPattern Keeperに対応しています。

Pic2Patが対応している糸のメーカーは?

7つのパレットです。DMC、Anchor、Madeira、Venus、Cosmo、Sullivans、Ministeck(モザイクのピース)。パレットは変換の前に選びます。Stitchmateは手染め糸を含む60+メーカーの糸を備え、完成した図案を1クリックで別のメーカーの糸に置き換えられます。

Pic2Patでバックステッチやハーフステッチを使えますか?

使えません。Pic2Patの図案は通常のクロスステッチだけです。Stitchmateはハーフステッチ、クォーターステッチ、スリークォーターステッチ、プチステッチ、どの角度でも描けるバックステッチ、フレンチノットに対応し、エディターではすべて無料で使えます。

Pic2Patは写真をアップロードしますか?

しません。Pic2Patは写真をお使いの端末にとどめます。Stitchmateも同じで、写真はブラウザーの中で変換されます。プライバシーの面では2つのツールに違いはなく、どちらも写真を端末の外に出す必要はありません。

Pic2Patが無料なのに、なぜStitchmateにお金を払うのですか?

Pic2Patの図案がまさに刺したいものなら、払う必要はありません。Stitchmateは変換と編集が無料で、料金がかかるのは印刷用PDFだけです(1図案$7.99、パックならさらに割安)。料金を払う価値があるのは仕上げの部分です。単独の目を取り除き、変換がうまくいかなかった部分を直し、写真からは得られないバックステッチや分数ステッチを加えられます。価格は米ドル(USD)です。