図形ツール

枠、円、ハート、星などの図形を、塗りつぶしか輪郭でステッチにして描けます。ステッチにする前に、図形を調整、移動、回転できます。

ショートカット
R
場所
左のツールバー → 図形
キーボードと修飾キー
R
図形ツール(長方形)
O
図形ツール(楕円)
Shift (while drawing)
均等にする: 正方形、正円、正多角形
Alt (while drawing)
中心から描く
Shift (while rotating)
回転を15°刻みにする
Arrows
配置中の図形を1目ずつ動かす
Enter
図形を配置
Escape
図形をキャンセル
Alt+Click (not drawing)
図案から色を取得

基本

まっすぐな辺と丸い曲線は、手で数えて描くのがいちばん難しいものです。図形ツールなら、それを代わりに描いてくれます。サンプラーのまわりの枠、リースや月の円、ウェディング作品のハート、帯に並べるひし形などです。どの図形もステッチのグリッドの上に描かれるので、図案に表示されるとおりに刺せます。

図形をドラッグして描き、ちょうどよい位置になるまで調整してから配置します。

モチーフのまわりに輪郭の枠を描くところ: 角から角へドラッグし、枠を少しずらして位置を合わせてから「配置」

目的別の図形

描きたいもの使う図形
デザインのまわりのボーダーや枠「長方形」か「角丸長方形」を「輪郭」で、または「フレーム」
円、リースの土台、月「楕円」(Shiftキーを押しながら)、「リング」、「三日月」
ウェディングやベビーのサンプラーのハート「ハート」
冬の作品の星、雪の結晶、きらめき「星」、「六角星」、「雪の結晶」、「きらめき」
ひし形やジグザグのような幾何学模様の帯「ひし形」、「ジグザグ」、「シェブロン」
名前や日付の後ろに置く飾り「塗りつぶし」の「長方形」か「角丸長方形」
シンプルなモチーフの花や葉「花」、「葉」、「しずく」

図形を描く

  1. 長方形ならRキー、楕円ならOキーを押すか、図形の一覧を開いてほかの図形を選びます。
  2. 図案の上を、図形の一方の角からもう一方の角へドラッグします。Shiftキーを押すと形が整い、Altキーを押すと中心から描けます。
  3. 指を離します。図形は枠の中にあり、まだステッチにはなっていません。枠の内側をドラッグすると移動し、ハンドルをドラッグするとサイズ変更や回転ができます(Shiftキーを押すと15°刻みで回ります)。方向キーで少しずつ動かすこともできます。
  4. 必要なら、ここで色、塗り、輪郭の幅を変えます。図形はその場で更新されます。
  5. Enterキーを押すか「配置」をクリックすると、ステッチになります。Escapeキーか「キャンセル」で破棄します。

枠の外で新しい図形を描き始めても、今の図形が配置されます。配置した図形は、1つずつ元に戻す1回分です。

ハートをドラッグして描き、ハンドルで少し回転させ、色を変えてから配置するところ

塗りつぶしと輪郭

「塗りつぶし」は、図形の内側のマスをすべてステッチにします。飾り、塗りつぶしたモチーフ、ラベルの背景などに使います。「輪郭」は縁だけをステッチにして内側を空けておくので、枠、リース、輪郭だけのアイコンに使います。

輪郭の幅は1〜10目で設定します。1目なら細い線、3〜4目なら太い枠になります。

同じハートを、塗りつぶし、1目の輪郭、3目の輪郭で並べたところ

図形の形を整える

図形の一覧を開くと、すべての図形が「長方形」「円と弧」「多角形」「星」「四角形」「モチーフ」「記号」に分かれて並んでいます。多くの図形には、同じ一覧の中に専用の設定があります。長方形の角の丸み、星の頂点数、多角形の辺の数、花の花びらの数、リングの幅などです。

これらは配置する前に調整でき、配置中の図形もそれに合わせて変わります。

図形の一覧で「星」を選び、「頂点数」を8にしたところと、図案に描かれた星

ボーダーと枠

枠をつけるとサンプラーが引き締まり、小さな作品も完成した印象になります。

  • シンプルなボーダー: 「長方形」を「輪郭」で、幅は1〜3目。刺す範囲の角から角へドラッグし、配置する前に枠のハンドルで微調整します。
  • 二重のボーダー: 輪郭を1本描き、その数目内側に、別の色でもう1本描きます。
  • やわらかい角: 「角丸長方形」を使い、角の丸みを設定します。
  • 丸い枠: 「リング」か、Shiftキーを押しながら描いた「楕円」の輪郭を使います。

枠とデザインの間を数目空けると、ボーダーが窮屈に見えません。数目より太い枠や、モチーフを繰り返す枠は、角や1回分の繰り返しを描いてから、選択と変形でコピーします。

2色の二重ボーダーをつけた小さなサンプラー: 外側に2目の枠、その3目内側に1目の枠

幾何学模様と対称

図形を組み合わせるとモチーフになります。正方形の中の円、ひし形の上の星、シェブロンの帯などです。最初の図形を描き、その上に次の図形を描きます。

ブラシの対称をオンにすると、どの対称モードでも、図形を描くと同時に反転して描かれます。角にハートを1つ描けば、残りの3つの角にも同時にハートが描かれます。バランスの取れた均一なデザインを作るいちばん早い方法です。

ひし形の列のような繰り返しは、1つ描いてから、選択と変形で選択して複製します。


質感と消去

  • オプションバーの「塗りつぶし」を「単色」ではなく「市松」にすると、選んだ密度で図形がステッチになります。サブカラーを設定していれば2色に分かれるので、織物のような質感や陰影が出せます。
  • 消去: 右ボタンでドラッグするか、消しゴムモードを使うと、図形はステッチを足す代わりに消します。塗りつぶした範囲に丸い窓を抜くのに便利です。
  • ハーフステッチ: ステッチの種類の選択は、図形にも使えます。

ヒントと注意点

  • 円を近くで見ると階段状です。 グリッドなので当然のことです。縮小して、刺し上がったときの見え方で曲線を判断しましょう。
  • 太い輪郭は小さな図形を埋めてしまいます。 10目のハートに4目の輪郭をつけると、内側が埋まります。小さな図形には細い輪郭を使います。
  • 図形は下にあるものを覆います。 デザインに触れずに枠を試したいときは、別のレイヤーに描きます。
  • もっと細い線が必要? 1目より細い輪郭には、バックステッチを使います。
  • ある範囲の中だけに: 「編集を選択範囲内に限定」をオンにすると、図形は選択範囲で切り取られます。1つの範囲をきっちり埋めたいときに便利です。