| こんなときは | 使うもの |
|---|---|
| 縁を縁取る、ひげを描く、細部を加える | 点から点へクリックする連続線 |
| 茎やまつげのような短い線を1本加える | 直線 |
| ハート、星、円、花の輪郭を加える | 図形 |
| 1色の部分全体を縁取る | 自動輪郭 |
| 写真から変換した図案全体に輪郭を付ける | 生成してから、手で整える |
| 描いた線を直す、動かす、コピーする | 「バックステッチを選択」 |
バックステッチ
ステッチの上に、くっきりした輪郭や細部の線を加えます。線や連続線を描く、図形を置く、色の範囲をワンクリックで縁取る、写真から輪郭をトレースする、そしてどの線も細かく直せます。
- ショートカット
- K
- 場所
- 左のツールバー → バックステッチ
キーボードと修飾キー
- K
- バックステッチツール
- Shift+P
- 連続線モードのオン / オフ
- Enter
- 連続線を完了 / 図形を配置 / 選択した線の点を編集
- Escape
- 描いている連続線や図形をキャンセル / 選択を解除
- Shift(図形をドラッグ中)
- 図形の縦横比を保つ
- Alt(図形をドラッグ中)
- 図形を中心から描く
- Alt+ドラッグ
- 選択したバックステッチを複製
- DeleteBackspace
- 選択したバックステッチを削除
- Cmd+ACtrl+A
- すべてのバックステッチを選択
- Cmd+CCtrl+C
- 選択したバックステッチをコピー
- Cmd+XCtrl+X
- 選択したバックステッチを切り取り
- Cmd+VCtrl+V
- バックステッチを貼り付け
基本
バックステッチは、クロスステッチの上に刺す細い線で、輪郭を仕上げる工程です。顔に目鼻立ちを与え、文字を読みやすくし、写真から変換したぼんやりした図案を、輪郭のはっきりした絵にします。刺したことがない方は、Caterpillar Cross Stitchのガイド(英語)で刺し方を確認できます。
Stitchmateでは、バックステッチはステッチの上にあり、ステッチを変えることはありません。いくつかの方法で加えられ、自由に組み合わせられ、どれも元に戻せます。
バックステッチは刺す量が増えるので、多いとFLOW Scoreの「管理する刺繍糸」が下がり、まったくない図案には少しボーナスが付きます。スコアのためではなく、デザインに役立つ場所に加えましょう。
バックステッチの加え方を選ぶ
左のツールバーの「バックステッチ」ボタンには、3つのツールがあります。「バックステッチを描画」(線、連続線、図形)、「バックステッチを選択」、「自動輪郭」です。
線を描く
「バックステッチを描画」ツール(K)を選び、パレットで糸の色を選びます。ツールバーには、バックステッチを置く方法が3つあります。「直線」、「連続線」、図形です。
「連続線」(初期設定、Shift+P)は輪郭用です。縁に沿って点を次々とクリックします。完了するには、Enterキーを押すか、ダブルクリックか右クリックをします。最初の点をもう一度クリックすると、輪が閉じます。Escキーで、描いている連続線をキャンセルします。タブレットやスマートフォンでは、ツールバーの「完了」と「キャンセル」を使います。
「直線」は、ワンポイント用です。始点をクリックし、終点をクリックすると線が配置されます。
正確に狙う必要はありません。点は目の角とその中間の点に吸着し、次の点が置かれる位置は十字のカーソルで示されます。中間の点を使うと、角だけで描くよりもゆるやかな斜めや曲線にできます。
対称がオンのときは、描くそばから線が反転されます。
図形
ハート、星、円、花、葉、月などのシンプルな輪郭は、ツールバーの図形のタイルを開いて選びます。
- 図案上でドラッグして、図形の大きさを決めます。Shiftキーで縦横比を保ち、Altキーで中心から広げます。
- 指を離します。図形は枠の中で待機するので、まだ移動、サイズ変更、回転ができます。
- 「配置」を押します(またはEnterキー、または枠の外をクリック)。「キャンセル」(またはEscキー)で破棄します。
ツールバーの「回転」で、ドラッグする前に角度を決めます。よく使う角度はクリック1回で、それ以外はスライダーで15°刻みに設定できます。
図形はドラッグした大きさで描き直されるので、大きなハートは、小さなハートを拡大したものではなく、なめらかな曲線になります。配置した図形は通常のバックステッチになり、ほかの線と同じように編集できます。
同じ図形をもう一度置くときは、図形のタイルを右クリックすると、一覧を開かずに前回の図形を選べます。
自動輪郭
1色の部分全体を縁取る、いちばん早い方法です。「自動輪郭」を選び、パレットで輪郭の糸を選んで、その部分のステッチをどれかクリックします。Stitchmateがその部分の周り全体にバックステッチを描きます。元に戻す1回分です。
1つの部分として数えられるのは、辺で接しているステッチだけです。角だけで接しているステッチや、ほかの場所にある同じ色の部分は、クリックするとそれぞれ別に縁取られます。
写真から変換した図案では、主な色の部分を1つずつクリックしていくと、手で輪郭を描く時間をかける前に、輪郭が効果的かどうかをすばやく確かめられます。
画像から輪郭を生成する
Stitchmateは、図案から輪郭をトレースすることもできます。これは調整中のプレビュー機能です。余分な線をいくつか取り除き、何本か手で加える必要があるかもしれません。作られたものはすべて通常のバックステッチで、編集も削除もできます。
使える場所:
- 画像のインポート: 「図案」ステップの設定の最後にある「バックステッチ」(画像からの輪郭)をオンにします。バックステッチを使う手芸でだけ表示されます。画像のインポートをご覧ください。
- エディター: 「図案」→「画像からバックステッチを生成…」、またはバックステッチのツールバーの「生成」を使います。輪郭が図案上に表示されるので、加えるには「適用」を、図案を元のままにするには「キャンセル」を押します。
設定:
- 「線」: トレースした線のうち、長くはっきりした順にいくつ残すかです。下に線の数とステッチの数、時間の目安が表示されるので、どれだけの作業になるかがわかります。少なめから始めて増やしていきます。
- 「糸」: 輪郭の色と本数です。
- 「トレース元」: 「元の画像」は、減色で図案から失われたディテールを見つけます。「図案の色」は、刺した色の部分に正確に沿います。図案に元の画像が残っているときだけ選べます。
「詳細設定」は、結果が思わしくないときに使います。変更するたびに画像を読み直すので、少し待ちます。
| こんなときは | 試すこと |
|---|---|
| 輪郭が足りない | 「感度」を上げる(初期値50) |
| 毛並みや布のような質感まで線になる | 「感度」を下げるか、「コントラスト強調」を下げる(初期値50、0でオフ) |
| 平板で色あせた写真で、線が少ない | 「コントラスト強調」を上げる |
| 線がギザギザで、段差をすべてなぞっている | 「なめらかさ」を上げる(初期値65) |
| 線が角をショートカットして、細部を逃している | 「なめらかさ」を下げる |
| 小さな切れ端がたくさんある | 「最短の線」を上げる(初期値1.25目) |
パネルに「はっきりした輪郭が見つかりませんでした。」と表示されたら、「感度」を上げるか、図案からのトレースに切り替えます。
線を直す・使い回す
すでにあるバックステッチを変えるには、「バックステッチを選択」に切り替えます。
選択: 線をクリックし、Shift+クリックで追加または解除します。複数の線を囲むようにドラッグするか、Cmd/Ctrl+Aですべてを選択します。
選択したら、次の操作ができます。
- 移動: 選択範囲をドラッグします。細かいグリッドに吸着するので、線がきれいにそろいます。
- 変形: Enterキー(または「点を編集」)を押し、線の端をドラッグします。終わったらEnterかEscキーを押します。
- サイズ変更・回転: 選択範囲を囲む枠のハンドルをドラッグします。半分、等倍、2倍のサイズで一瞬止まります。
- 色替え: パレットで新しい色をクリックします。
- コピー: Altキーを押しながらドラッグすると手早くコピーでき、コピー、切り取り、貼り付けも使えます。貼り付けた線はポインターの位置に置かれます。コピーした内容は、ツールを切り替えても残ります。
- 削除: DeleteかBackspaceキーを押します。
選択した線を右クリックすると、同じ操作に加えて、「連続線に変換」が使えます。1本の線をさらに延ばしたいときに便利です。
糸と太さ
バックステッチは、パレットで選んでいる色を使うので、先に糸を選びます。「本数」のメニューで、何本取りで刺すかを1〜4本(初期設定は2本)から設定すると、図案上の線もそれに合わせて太くなります。たいていの輪郭は1本か2本で刺します。
新しい線には、描いたときの設定が使われます。すでにある線を変えるには、選択してから新しい色を選びます。
輪郭なしで図案を確認するには、表示オプションで「バックステッチ」をオフにします。
ヒントと注意点
- バックステッチは最後に描きましょう。 ステッチの上にあり、ステッチの色を替えたり整理したりしてもついてこないので、それを終えてから縁取ります。
- Enterキーの働きは場面によって違います。 描いている間は、連続線を完了したり図形を配置したりします。線を選んでいるときは、点の編集を始めます。
- 重なった線は重ならずに置き換わります。 すでにバックステッチがある部分の上に描くと、新しい線に置き換わります。
- 自動輪郭は元に戻す1回分です。 思っていた輪郭と違えば、1回の元に戻すですべて取り除けます。
- ごちゃごちゃしてステッチが見えにくいときは? 色を調整している間は、表示オプションでバックステッチを非表示にします。
バックステッチの刺し方を学ぶ
このページでは、図案上でバックステッチを描く方法を説明しました。布の上で刺す方法については、次をご覧ください。
- クロスステッチのバックステッチ(英語): いつ、なぜ使うかを解説したガイドです。
- Caterpillar Cross Stitch(英語): 写真付きの手順ガイドで、初心者に向いています。
- Peacock & Fig(英語): 動画のチュートリアルです。
- DMC(英語): 刺す方向、糸の引き加減、よくある間違いを解説しています。